MFB（機械式フィードバック）サーボ弁の結線方法による長所と短所を教えてください。

定格電流の110%以内を推奨します。

サーボ弁の分解能を意味します。主にサーボ弁のブッシングとスプール間の摺動抵抗が大きくなった時にスレッショルドが大きくなります。

サーボ弁自体の応答速度が速くなるわけではありません。

圧延機などの高圧、高速でのアプリケーションで、サーボ弁を切り替えた時に使用していない側の制御ポートにスパイク圧が立つことがあります。その場合、ポートのOリングの寿命が極端に短くなることがあります。 その時には、使用していない側の制御ポートに緩衝用のボリュームを設けるなどの対策を行なってください。

外部パイロット・ドレンを推奨するケースは、①大流量のサーボ弁ではフィルターも容量を大きくする必要があります。パイロットラインを外部とすると、パイロットサーボ弁の流量サイズに合わせたさらに濾過精度の高いフィルターとすることができ、さらにコストを下げられる場合もあります。②大流量を流す場合には、ポンプの圧力・戻り側の圧力も安定しにくいので、外部パイロットとして別のポンプを設けたり、戻り側配管も独立させて、供給及び戻り側圧力を安定させることでより良い制御を行なうことができます。

定格電流が大きい場合には直列結線でご使用ください。定格電流が大きくなく、アンプの出力容量に余裕がある場合には並列結線を推奨します。

弊社では、入力信号と制御流量が比例関係にある制御弁をサーボ弁と呼んでいます。サーボ比例弁は、入力信号とスプールの位置が比例関係にある制御弁の呼称です。