作動油の温度変化によりサーボ弁性能に影響はありますか?
粘性が低い場合;
・内部漏れ量が増加することがあります。
粘性が高い場合;
・スレッショルドが増加して、動きが鈍くなる場合があります。
・応答性能の低下する場合があります。
・理論上では、作動油の粘度変化はオリフィスで構成されているサーボ弁では流量に影響を与えませんが、経験上ではバルブ内部の流路、マニホールドや配管内を通ることにより、制御流量は下がることを考慮した方が良い場合があります。
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Q
サーボ弁のスレッショルドが悪くなった場合の影響は?
Aスレッショルドが大きくなると小さな指令信号ではサーボ弁が反応しなくなるため、装置の制御精度が悪くなります。また、スレッショルドが極端に大きくなるとハンチング(振動)の原因になります。
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Q
中立点がずれることがあるのですが、その原因はどこにあるのでしょうか?
A様々な原因が考えられますので一概には言えませんが、サーボ弁の中立点はご使用しているうちにずれるものです。そのため、中立点の調整が可能になっています。
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Q
サーボ弁の現地での診断機能はありますか?
A通常のアナログ制御のサーボ弁では、サーボ弁そのものに診断機能はありません。 一部のデジタルインターフェースのサーボ弁で診断機能が付いている製品があります。